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実録・福田和子物語<空中回廊同盟荘(020313)

山田孝之出演シーン長男広一役の山田孝之ページ

ロケ画像1(「小料理屋さかえ」・・和子が時効6ヶ月前に立ち寄った運命の店)
・放送と違って夜ですが、殆ど同じデス
テープに撮った人は、どこが違うか判るかな?(自動販売機は・・?)
ロケ画像2(「橋」・・「さかえ」前の橋)
・画面の奥のほうの橋が、逮捕される日、パトが渡ってきた橋です
ロケ画像3(「通り」・・「さかえ」前の通り)
・逮捕される時、和子が振り返った時、捜査員が歩いて来る通りです

(他にもロケ地の写真、情報をお持ちの方、TV話題用BBSへお願い致します)


追加情報(030606)
 ドラマの中で、「ニュース アナウンサーの声」をやってらっしゃるのは
 増谷康紀さんという声優さんです
 ゲーム「真・三国無双V」を調べていてわかりました
 ちなみに、ゲームで増谷さんは関羽、魏延、ナレーションを担当されています


金曜エンターテイメント「実録・福田和子物語」
  本放送:CX、02年08月02日(金)21:00〜22:52
  再放送:CX、03年05月24日(土)15:30〜17:30
  オープニングテーマ:「風光る」坂本美雨(ワーナーミュージック)
  提供(本放送):Canon、呉羽化学、ペティグリーチャム、三菱モーターズ

1982年8月9日、同僚のホステスを殺害した福田和子が
時効成立3週間前の1997年7月29日に逮捕された事件のドラマ化
本人の手記「涙の谷」、他取材によって構成された
本人以外は仮名

脚本:神山由美子
原作:「涙の谷」福田和子(扶桑社)
主演:大竹しのぶ
プロデューサー:中山和記
演出:福本義人

ドラマは、「さかえ」を出た和子が、警察に捕まるシーンから始まる

(OO3−3、右に白看板「とんかつ」、黄旗「本買います」白看板「古本」
突き当たりに茶大看板「カフェOO」、左に電信柱、広告に「OO医院」
地面は、赤茶の敷道、波型長方形を組んである、緑もあり
後ろ、横にマンションの入口)

昭和28年 愛媛県川之江市
歌謡曲が流れる田舎の風景
女が息せきって「呑助」に駆込む
店の前には赤い洋服を着た少女が立っている
流れて来るメロディに合わせて口ずさみながら人形で遊んでいる
店から、派手な着物を着た女が逃げ出し、先程の女が包丁を持って追いかける
前の竹藪で、女は店の女をののしりながら殺そうとしていた
それを近所の大人の間から少女は見ていた
店の女を「かあちゃん」と呼ぶ少女、これが和子(5才)だった

昭和36年 愛媛県今治市
和子(13才)はセーラー服を着て、黄色いマフを巻いて歩いている
母は、小料理「たえちゃん」を営み、和子は2階で人の文章を写している
母は、客の男を和子から見える部屋へ連れこみ抱き合う
平気で文章を写す和子

後日
級友に「女学生の友」を突き付けられ、盗作しただろうと詰め寄られる
とぼける和子

昭和40年 香川県高松市
ラブホテルの妖しいピンクの明かりの下で、男と抱き合う和子
真面目に和子と付き合いたいと告げる男

和子(17才)は家出をして同棲を始めた

飲み屋街を、鼻歌交じりで歩く、アルコールが入っているらしい
ふらつき、スナック「北狐」の看板にぶつかる
迎えに来た男におぶさり、背中で「うちの味方やろ?」と聞く

同年9月17日
台風24号が上陸した嵐ノ夜、和子と男は「高松国税局長公舎」の屋敷に押し入り
現金とカメラを盗んだ

昭和41年3月22日
松山刑務所・拘置監の三人部屋に和子(18才)はいた
看守を買収し、女子部屋に入ってきた服役中の合田組系の組長に襲われた
弁護士に訴えたが、口止めされ母親との面会も禁じられた

昭和43年9月
出所10ヶ月後、和子(20才)一度目の結婚
「なぁ、うちの事、絶対に殴らんといてな」

昭和44年夏
母に「一人っ子は可哀想だ」「私は普通の家庭を作る」と言う
ベビーベッドには一人目の子供がいた

昭和46年
今治市内で、スナックを開店

昭和48年1月18日
客の車で朝帰りをした和子(25才)は夫にはたかれる
協議離婚、子供は二人目が生まれていた

昭和49年
和子(26才)隆志(25才)と2度目の子連れ結婚

昭和56年
愛媛県大洲市に建売住宅購入
庭で「ギンギンラギンにさりげなく」を歌いながら洗濯物を干す和子(33才)
子供は4人目が生まれていた
一見幸せそうだったが、子供部屋の建て増しや家具の購入の為
サラ金から借金をし、返済に困りはじめていた

昭和57年
和子(34才)、松山市内の会員制クラブ「英国亭」に勤めだす
「小巻」と名乗る(女優栗原小巻の名)
通いに1時間半かかる為、子供達が下校する頃に家を出るのだった

同年8月7日
事件12日前
愛人井原を保証人に松山のマンションを賃貸契約

14日
事件5日前
一家は、盆休みを従兄弟千明の家で過ごす

17日
事件2日前
愛人と松山のマンションで別れ話をする
夫に内緒の、サラ金16社からの借金総額197万8、687円

19日
事件当日
第64回全国高校野球の準決勝、東洋大姫路と徳島の池田の試合が
ラヂオから流れている暑い日
広瀬花子のマンションを訪ねた和子は、首をヒモで締めて殺した
その後、遺体を梱包し、部屋の荷物を一切合切、夫と千明の夫に頼み
松山のマンションに運ばせた
夫には殺人を打ち明け、遺体遺棄も手伝わせた

当初の動機「スナックの共同経営を断られた為」
訂正した動機「被害者との情愛のもつれ」
裁判では却下された

21日
松山市宮川町2−16−5小山ビル
部屋中に花子の荷物
愛人が来る

24日
千明の元へ刑事が来た
家にも警察らしき電話
とっさに子供のフリをして居留守を使い、8時に松山から戻ると言う

(ここまでCM無しで21:30)

夜7時20分
夕食の最中に、松山へ行くと席を立つ
「こないだ夜逃げした友達の件とは関係ないんやな?」と夫に聞かれる
家を出る和子
門の表札を見やる
大洲市徳島29−8、隆志、和子、広一、晴香、陽介、実和
家を後にし、タクシーに乗る

こうして14年と340日間の逃亡生活が始まった

フェリーで大阪に渡り、被害者の59万円を下ろし列車で金沢へ

25日
逃亡1日目
「スナック真弓」0760−25−115X
住み込みの仕事は電話で断られるが
切った後「うちの事、好きやね」とつぶやき、店まで行き採用される
名前は「オノデラカヨ」といい、店では「シノブ」と名乗る

27日
愛媛県松山東署・取調室
愛人は既婚の件を知らされる
夫は、愛人の件を知らされ、犯行を自白

28日
逃亡4日目
遺体発見
隆志、死体遺棄容疑で緊急逮捕

和子、東京銀座の十仁病院へ
整形手術を受ける
10日の入院で59万4千円

和子の手配書が貼られる
殺人犯人
愛媛県生、福田和子、昭和23年1月2日生、身長153cm、浅黒、小太り、目細い

(21:39 CM)

ここから、時間の表示は少なくなる

スナックで着物姿の男性とデュエットする和子

香川県丸亀市 和子の母の家
寝こむ広一を訪ねる隆志
彼の判決は、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年

スナックのママと歩く
「ママは血液型B型で、私はO、相性がええんよ」
「昔っから女には嫌われるんよ」
「うちはスグわかるんよ、向こうがうちを好きか嫌いか」

飲みに行って知り合った「声のいい男」石野が店に来る
店内に刑事がいて、和子を本人では?と疑う

(21:46 CM)

昭和58年8月
逃亡1年
石野の家で暮らし始めて半年、籍を入れようと言われるが・・

スナック
「時ちゃんの帰り待つの退屈で絶えられん・・ママ、もう一度雇って」
ママのお馴染みさんが数人菓子組合の旦那達を連れて入ってくる
そして、また「自分を好き」な男に目星をつけ、踊りに誘った
創業150年の老舗「藤井梅花堂」のぼん(若旦那)は
和子に夢中になり毎晩通うようになった
店で石野と藤井が鉢合わせする事もあった

雪の積る頃、店に警察が手配書を持ってくる
しかし、自分のではなかった

和子は石野の家を家財道具をごっそり持ち出し、藤井と暮らし始める
暫くすると、藤井との部屋も空っぽにして姿を消した

昭和60年8月
逃亡3年
そんな事を繰り返したあげく、藤井の内縁の妻に収まった
客には「店が明るくなった」と言われ、藤井の両親には着物をもらうほど
良くしてもらっていた
唯一、藤井の前の子供がなつかなかった

昭和61年9月
逃亡4年
ガソリンスタンド「キグナス」で働く広一(山田孝之)
「いつもの彼女や」と出た電話は、母和子からだった
「会おう」と言われ「今治国際ホテル」へ出向く広一
223号室で「ぼく・・」と現われたのは、すっかり姿も身なりも
きれいになった和子だった

(22:05 CM
 提供、ホーユー、ユニ・チャーム、リンナイ、SUZUKI、小林製薬)

ホテルの部屋
一緒に住もうと誘い、頷く広一
ロビーに降りると、警察が手配書をフロントに渡していた
今度は和子のものだった

そして、藤井、藤井の前妻の子、和子、広一の奇妙な生活が始まった
夫には、親戚の子と説明、広一は菓子作りも手伝った

昭和63年1月
山代温泉
藤井は、手配書の写真を見て、かよが和子だと気付く
本人に問い詰めるが、笑って否定される

和子は前妻の子との折り合いが悪く、藤井に子供を追い出すよう迫る
しかし、この事を知った栄一郎(藤井)の姉が和子の素性を怪しみだす

同年2月12日
店に警察が来る「福田和子がおるやろ」

知り合い(磯部総二)の葬儀の手伝いをする和子
表の声に、自分を探しに来たと悟りつっかけを履いて逃げ出す
そのまま日が暮れ、夜になるまで自転車をこぎ町を離れる
公衆電話から藤井に連絡を取り「迷惑を掛けてごめん、あんたの事は本気だった」
と告げた後、長距離トラックを捕まえて再び逃亡を図った

これからの和子は、一つ所に3ヶ月以上留まらず、誰かと暮らす事もなかった

(22:19 CM)

大阪、通天閣、ホームレスの巣
和子は新聞紙にくるまり、嗚咽していた
老婆に胸を叩き叫んだ「死ねんのよ、どうしても、ここが生きたいって言って」

公園のトイレで洗顔をする
割烹着姿の女二人は、その姿を見ると、逃げる様に出て行った

昭和63年
 2月 名古屋市
 5月 愛知県一宮市
 9月 岐阜県大垣市(逃亡6年)
11月 福井市
平成元年
 1月 大阪市
 5月 福井市
 7月 大阪市
 8月 福井市(逃亡7年)
平成2年
 1月 大阪市
 3月 千葉県大多喜町

 4月
「福井県立第二病院」」で、鼻に入れたシリコンを除去

ホテル街で、売春旅館に入る
「30分で1万1千円、1千円を遣り手のおばさんにやり
後の1万を旅館の主と女で半分ずつ分ける」

平成3年
 2月 京都
桜満開の寺の境内で、人を待つ広一と美代子
姿を現したのは和子(45才)、恋人を母に会わせるごくありふれた光景だった
去って行く母を見送りながら、広一は母は福田和子だと告白した

 4月 山口県下関市
 7月 大阪市

11月 広一、挙式

平成4年
 3月 大阪市
平成5年
 2月 福井市
 4月 新潟市
 8月 青森市(逃亡11年)

平成6年
 ?月 大阪市

平成7年
 4月 福井市

平成8年
 3月 大阪市
 7月 三重県津市

 6月 福井市
和子(48才)は福井駅前のシティホテル・フクイに泊まっていた
パチンコで「真っ赤に燃えた〜」を口ずさみ上機嫌に煙を吐いていた
テレビで自分の似顔絵が流れても「こんなにブスじゃない」と強気だった

警察は業を煮やし、時効一年前になると賞金を出す異常事態となった

(22:28 CM)

平成9年
 1月(時効まで7ヶ月)
和子(49才)はホテルのベッドの上で、卓上カレンダーに印をつけていた

陽介、2月19日
晴香、10月4日
広一、10月23日
実和、12月8日
ひとつずつ、丸をして、8月19日には一際しっかりと丸をつけるのだった

 2月(時効まで6ヶ月)
街を歩く和子は、何気に一軒の小料理屋「さかえ」の暖簾をくぐっていた
九年間、人と交わらずに生きてきた寂しさが出てしまったのだろうか
中には、人の良さそうな女将と、スマップのシェイクを歌う陽気な客達
優しい女将を見て「この人は味方や」と例の直感が叫んでいた
壁には「大本山永平寺」のポスター

 7月(時効まで1ヶ月)
「さかえ」を土産持参で訪れる和子は「レイコ」と名乗っていた
いつもの常連と、家族のようにお握りを振舞ってくれる女将が迎えてくれた

「あの未解決事件を追え、超ミステリー事件簿〜緊急!!列島大捜査線〜」
テレビの特番で流れる和子の写真、肉声のテープ
事件を細かに取り上げる画面

「さかえ」の客と女将も和子の正体に気付いた

 7月27日(時効まで23日・逮捕2日前)
花屋の前で、女将に声を掛ける和子
世間話をする二人
明日店に来るように言う女将

後ろには、「白木屋」の看板、

ホテルで、卓上カレンダーを見ながら呟く
「あと、3週間・・」

 7月28日(逮捕前日)
「さかえ」でカラオケで盛り上がる和子と常連
和子の触ったマラカスをそっと仕舞う女将
和子は自分から「あの整形逃亡犯に似とらん?」と言い出した
「うち、整形なんかした事無いよ」と冗談ぽく言うが、常連は
あたふたと帰っていった
二人きりになり、女将に「うちのこと、疑がっとるやろ」否定する

601号室で、考えこんだ挙句、チェックアウトをフロントに告げる
「中村ですけど、状況が変わったので・・」
しかし、外の雨を見つめ考えを変え、チェックアウトを取り消す

好きな折り紙をする、黄色い紙

 7月29日(逮捕当日)
晴れ
廊下でベッドメイクの係に声を掛ける
以前、娘にと折り紙をあげて感謝される
「今度、お嬢ちゃんも一緒にお食事でもしましょうね」

「さかえ」
事情を知らない客が、女将の顔色を心配する
和子がお土産の天むすを持ってやってくる
さっそくカラオケに誘われるが、お気に入りのマラカスが無い
「息子ガ、学校に持って行っちゃって・・」
警察から電話で、提出したマラカスの指紋が一致したと報告される
何も知らずに歌う和子

橋の向こうから、パトカーが来る

橋の向こうの茶色のマンション、U字型のベランダ、黒い「編み物教室」の看板
白い「権兵衛」の看板、電信柱に「泉屋」の広告
黄色い「アサヒスーパードライ」の立て看板


「さかえ」を取り囲む捜査員、向こうには「セシル」の看板

店を出る和子
「ママ、また、夜に来るけん、ここで人と会う約束になっちょるんよ」
日傘を差した和子に近付く捜査員、振り返ると後ろにもいる
「福田和子だよね、ちょっと、聞きたい事があるんやけども」
「なかむらゆきこですけども」
パトカーに押し込まれ、動き出した車の窓から、覗いている女将と常連が見えた

正式逮捕は一時間半後の午後6時35分
5459日の逃亡の結末がこれだった

パチスロ店内
呼び出しに出た広一に告げられた、母逮捕の知らせ

取調室
署名した数子は、調書にじっと目を落としたまま動かなかった
「ん?」「久し振りや、赤の他人みたいな字・・・」
そう言って、ホッとしたように小さな溜息を一つついた

平成11年5月31日
松山地裁にて、無期懲役の判決

平成12年12月13日
高松高裁にて、控訴棄却の判決

現在、被告は高松刑務所に収監され、最高裁へ上告中である

(原作と、引用文献)
(和子本人の写真)


企画:長部聡介(フジテレビ)
脚本:神山由美子

キャスト

大竹しのぶ(和子)
段田安則(2番目の結婚相手)
山田孝之(最初の夫の長男)
羽場裕一(声のいい男)
橋本さとし
青木伸輔(和子の初めての男、同棲相手)
新谷真弓
高橋美穂
梅宮万紗子

千葉哲也
井口千寿瑠
樹原ゆり
俵木藤太
塾 一久
久保 晶
唐沢民賢
江良 潤
宇納侑玖
青柳克巳
池田裕成
滝川 健

井上克一
高橋奈弓
横山 華
笠松伴助
一二三昭治

沼崎 悠
塩谷知子
山崎崇史
藤井亜紀
有輝りん
大須賀王子
奥田 崇


藤田弓子(スナック真弓のママ)

梅沢昌代
林 和義
橋沢進一
朝倉杉男
松村彦次郎
市川千恵子
南條瑞江
進藤 幸
田村元治
邸 太郎

(ここからは子役)
安藤弥生
守山玲愛
多賀名将也(広一役)
小浦彩里
相能美那子
山下りさ
今成 累
小倉史也
永谷純也
高橋 平
奈良麻莉亜
佐藤 桃

赤座美代子(和子の実母)
佐野史郎(藤井のぼん)

ナレーション:近藤サト

撮影協力
アルパ、鎌倉パークホテル、オデオン、ホテルサンガーデン千葉
東京水産会館、ホテルラポール千寿園

演出補:徳市敏之
制作担当:丸山昌夫
制作主任:大和田晃、青木義章
記録:手島優子
プロデュース補:柳沢典子

キャスティングプロデュース:木村元子

プロデューサー:中山和記

演出:福本義人

制作:フジテレビ、共同テレビ

(22:49 終了)



実録・福田和子物語<空中回廊同盟荘(020313)

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